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モハ1型 紹介

仙台市電が運転を開始した際に投入された、紛れも無い仙台市電では最も古い形式で、1926年(大正15年)から1928年(昭和3年)まで製造されました。登場当時は茶色だった車体も、後に仙台市電の標準色に改められ、廃車を迎えましたが、西公園に保存されていた1号は仙台市電廃止真際に整備・動態復元が行われ、軌跡の生還を果たし、現在は仙台市電保存館に保管されています。
モハ1型を2両一組として連接形式にしたモハ300型も忘れ難い存在でしたが、こちらはあまり長くは活躍しませんでした。

車輛 : モハ1型1号
撮影地点 : 交通局車庫構内にて
写真提供 : MR520改氏

車輛 : モハ1型1号
撮影地点 : 長町車庫にて
写真提供 : www.FreightCar.jp(旧型貨車保存図鑑)
※ この写真の大きい画像が公開されています。
車輛 : モハ1型1号
撮影地点 : 交通局車庫構内にて
写真提供 : MR520改氏
左の写真は、復元どころか除籍となる前の現役時代の1号の写真でしょう。つい1号というと赤茶色のあの塗装だけを連想してしまいますが、標準色だった時代もありました。なお、右写真と比較すれば明確ですが、現役末期の集電方式はヒューゲルでした。右の写真はポール集電にされてしまったことから、このように何十年かぶりに架線に気を遣いながらのポール回しが行われました。

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