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600番台(全所共通パターンコード)

[カード印字について]
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600番台は、全ての営業所・出張所の車輛に共通して準備されている運賃表表示パターンで、具体的には“どんと祭”臨時輸送便、東北大や宮教大の入試に際し運転される臨時輸送便などが中心となっています。また、回送便の場合も運賃表表示パターンコードが設定されており、これも番号が指定されています。


凡 例
000 現在使用中の番号。
000 現在使われていない番号。
000 100円パッ区導入に伴い変更された番号。
000 2003年10月1日の100円パッ区拡大に伴い変更された番号。

番号 使われている
営業所・出張所
起 点 経 由 地 終 点 用途概要
600 (全 所) 回送用



設定時の停留所名表示装置には“回 送(発)”と表示されており、運行開始後には“回 送(着)”と表示しています。
なお、運賃表への信号電送が途絶えた場合もこの600番となる模様で、またカードリーダーの故障時にカードを通すと“600”番が印字される事も稀にあります。この場合は基本的に何処から乗車したかというバスカードの情報も無効となるため、乗務員が乗客一人一人に「何処から乗られましたか」と尋ね、マニュアル操作で運賃を引き落とすというとんでもなく面倒な作業を伴います。そのため、時間帯や行路に問題なければ代走車輛の手配をしてしまう事が殆どみたいです。
604 川・実・東・七・霞・長 仙台駅前 青葉通・理学部 宮教大(青葉台) 東北大入試等用



下の605番に対する下り便で、大学入試センター試験の臨時輸送や宮城教育大学入試の臨時輸送にも使われている模様です。
605 川・実・東・七・霞・長 宮教大(青葉台) 青葉通 仙台駅前 東北大入試等用



大学入試センター試験や東北大学の入試の際に、受験生を輸送する臨時便として使われる番号です。なお、上りも下りも表示パターンコードは同一だったとの事です。
停留所名表示装置には「(センター試験)扇坂→博物館・国際センター前→青葉通一番町→仙台駅前」と表示されていたそうで、かなり専門輸送の色濃い便みたいで...。
情報提供 : 斉藤 拓氏

2004年度調査分付記
2004年度の時点では、運賃表が青葉台起点のものと同一である事を確認しました。

他にも、扇坂発広瀬通経由仙台駅前行きも同一との事です。情報提供 : 新坂光誠氏

606 川・実・東・霞・岡・長 仙台駅前 南町通・西公園通 どんと祭臨時停留所 どんと祭



大崎八幡宮で1月に行われる“どんと祭”の為の臨時輸送便です。開催日は夕刻の八幡町を通るバス全てが運休となり、仙台駅を経由する会場直行便のみの運行となります。
なお、この系統は2003年度の時点で100円パッ区に対応していたとの事です。
情報提供 : 新坂光誠氏
607 川・実・東・霞・岡・長 どんと祭臨時停留所 県庁市役所前 仙台駅前 どんと祭



上の606番同様、大崎八幡宮で1月に行われる“どんと祭”の為の臨時輸送便です。南町通経由もそうですが、仙台駅より遠い場所より来ている路線を受け持つ営業所が間合い運用として運行する場合もあり、必ずしも大崎八幡宮の地元路線を受け持つ川内所、実沢所が受け持つわけではありません。また、白沢所は大崎八幡宮よりも西側に向かう路線を多数受け持っていますが、この交通規制によって仙台西道路経由以外のルートが使えなくなる都合で、どんと祭の臨時便に抜擢されることはありません。 なお、この系統は2003年度の時点で100円パッ区に対応していたとの事です。
情報提供 : 新坂光誠氏

2004年度調査分付記
木町通二丁目行きも同じく607番でした。恐らく、県庁市役所前行きも同様と推測されます。

618 東仙台 市営バス東仙台営業所前 案内公園前・宮城野区役所前・仙台駅前・県庁市役所前 どんと祭臨時停留所 どんと祭



仙台駅前と“どんと祭”会場の間をピストン輸送する便が中心の“どんと祭”臨時輸送ですが、仙台駅より遠い東仙台営業所と霞の目営業所を起点とする便も毎年設定されています。
なお、100円パッ区開始後最初の臨時輸送となった2003年の時点では100円パッ区エリア内でも170円取られてしまう状態でした...。まぁあの超満員の車内の状況で、100円パッ区内で乗り降りするのは、物理的に不可能かと思いますが...。
621 霞の目 市営バス霞の目営業所前 遠見塚・荒町・仙台駅前・県庁市役所前 どんと祭臨時停留所 どんと祭



霞の目営業所始発便は、仙台駅前で仙台ホテル前バス停、つまり25番停留所に停車する都合から、普段は霞の目車どころか営業中の車輛も乗り入れないロフト南側のバスターミナル内を素通りし、25番ポールに無理矢理停車します。
便数は東仙台所始発便と比較すれば少ないのですが、元々便数の少ない遠見塚地区を通過する事もあり、途中下車の利用客が意外と多いのが印象的です。仙台駅を過ぎる直前までは着席定員+α程度の乗車率です。
622 川 内 福祉大学前 北山三丁目・県庁市役所前 仙台駅前 福祉大学臨送



福祉大学で行われる入試の他、各種イベントに際し運行される臨時便で、通常の福祉大学前停留所ではなく、大学構内が始発地となります。
定期便では、福祉大学前より2つほど西側の子平町・壽徳寺前着発便はありますが、本停留所が始発となる便は設定されておらず、他の臨時系統と若干毛色の異なる側面がある特異な系統といえます。
情報提供 : 山田日本平氏
626 霞の目・長町 仙台駅東口 フルキャストスタジアム宮城臨時停留所 仙台駅〜球場臨送便



いきなりの球界参入で話題となった東北楽天ゴールデンイーグルスの本拠地、フルキャストスタジアム宮城へのアクセス手段の一つとして、仙台駅東口と球場の間で臨時バスが運行されることになりました。仙台市交通局のほか、宮城交通、富士交通でも輸送を実施しております。
バスカードでの運賃精算はできませんが、運賃表に表示されていたとのことです。
なお、特筆される点として、交通局と宮城交通の車輛でLEDディスプレイの行先表示が統一され、英併記表示となったことが挙げられます。従来のこのような臨送の常識であった事業者名表示から、このような行先を具体的に表示する様式の変化は、評価すべき点といえます。制度的には異なるものの、運行が定期化したことによる対応と思われます。
情報提供 : K.T.氏
626 霞の目・長町 フルキャストスタジアム宮城臨時停留所 仙台駅東口 仙台駅〜球場臨送便



上下便共に同じ系統番号みたいです。
情報提供 : K.T.氏

大変興味深い話で、旅客に対する自動放送の言い回しについては不明ですが、音声合成装置の系統設定時の放送については交通局と宮城交通で同じ交通局の言い回しとなっています。具体的には、始発地、経由地、終着地の確認放送に続き、「調整と確認のための放送を終わります」という宮城交通仕様ではなく、交通局仕様の「定時執行を守り、今日も安全運転、無事故で入庫しましょう」が流れるとのことです。
情報提供 : 5323氏

627 霞の目・長町 定禅寺通市役所前 フルキャストスタジアム宮城臨時停留所 定禅寺通〜球場臨送便



あまり知られていない定禅寺通発のフルスタシャトルの系統番号です。定禅寺通側の停留所のポールの位置があまり知られていませんが、通常の定期路線バスの定禅寺通市役所前と交差点一つ隔てた、県民会館の南東前にあります。
情報提供 : K.T.氏
628 地下鉄泉中央駅 地下鉄八乙女駅、北仙台、二日町・北四番丁〜仙台駅前の全停留所のみ停車 仙台駅前 地下鉄南北線代替輸送バス



番号の順序からすると、フルスタ臨送と同時か、それ以降になって初めて設定されたと思しき、地下鉄南北線の代替輸送バスの系統番号の情報をお寄せ頂きました。
頂きました情報によりますと、始発時の停留所名表示装置には「(代替輸送)泉中央駅→八乙女駅→北仙台→二日町北四番丁→(各停留所)→仙台駅前」とあるほか、車内放送でも停車停留所に関する案内が流れるなど、例外的な案内ばかりの運行系統とのこと。
運賃も地下鉄の代替輸送であるため、初乗り200円、泉中央駅〜仙台駅の運賃は290円、100円パッ区の対象外など、珍しいことばかりの系統とのことでした。
情報提供された方の意向により、情報提供者のお名前は掲載致しません

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