2014年 9月 1日改正
1. “私営 仙台陸上交通資料館”とは
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このウェブサイトは、宮城県仙台市を中心に宮城県内の陸上交通を広く深く扱い、“同時進行型アーカイブ”を目指して構築している個人経営のウェブサイトです。2002年9月25日に開設し、早くも12年の月日が流れました。ここまで続けることができたのも、多くの皆様に支えていただいたおかげです。
さて、日常生活に欠かすことのできない移動手段の一つである公共交通機関、その中でも特に身近な陸上交通は、後世に伝えるべき現代の生活様式の一つであり、やがては歴史や社会を物語る一つの文化財と成り得るものです。しかし鉄道趣味に代表されるように、公共交通を趣味として扱うことの歴史は比較的浅いもので、過去の記録の多くは偶然なされた、主旨の異なる記録から構築し再現するという、考古学のような手法が用いられ続けています。公式資料は多数あったとしても、それはあくまで公式の資料であり、趣味人の目線で記録された資料ではないのです。そこには一つの“取りこぼし”がどうしても発生します。
その取りこぼしをなるべく減らしたいと、ずっと考えてきておりました。行動に移さねばなりません。そこで、このウェブサイトでは五感のうち二つの感覚、視覚と聴覚つまり“光景”と“音”をデジタル媒体で残し、その軌跡を保存することを目的に、ウェブサイトの構築を行っております。収集したこの二つの感覚を時代の流れと同時に公開していてはさっぱり記録する意義がありませんが、そういった資料を蓄積する事でいつでも好きな時に過去の断片を拾い出せるよう、半永久的な運営を目指しております。「そういえばあれってどんな感じだったっけ」と疑問に思った時にアルバムをめくる、そんな感覚で各種のウェブコンテンツを眺めて頂ければ幸いです。
左写真 : 「特急」表示の一般路線バスは、仙台から姿を消しました
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2. ウェブコンテンツ制作上のポリシー
このウェブサイトは、下記のような方針でウェブコンテンツを作成しています。
- “速報性”は求めません
本ウェブサイトの開設当初から貫いている方針です。
あいまいな部分が残ったままで公表をする、ということはなるべく回避したいと考えています。ですので、たとえば車輛の仕様に変化が生じた場合などは、写真という客観的かつ不動な資料が準備できた時点で「変化があった」ということをウェブ上にて発信するようにしています。
- “記憶”より“記録”を残します
「〜だったと思う」「〜だった気がする」という情報は、極力載せないように努めています。一部、実現できていませんが...。
- 深くなりすぎないようにします
高い専門性のみならず、ビギナーにも理解の端緒を与えるよう努めており、それゆえに「資料館」という呼称をウェブサイトには用いました。
- 全年齢対象を目指します
文章表現などを必要以上に難しいものにすることのないよう努めます。
- 眺められるウェブサイトを目指して
「読む」ことも前提にはしますが、写真が揃っているものについては多用して、「眺める」こともできるようにします。閲覧者各々の目で“発見”できる部分を残すようにしたいと考えています。
3. リンクについて
ご紹介いただけることは大変嬉しいことなのですが、そのときに一つお願いがあります。
リンクはトップページへお願いいたします。その他のページへのリンクを希望される方は、その目的によって対応を考えますので、事前に必ずご相談ください。
なお、リンクを張りましたというご連絡を頂ければ、こちらの意向次第で相互リンクとさせて頂きたいと考えておりますので、リンク集などの形で紹介されるウェブサイト管理者の方は、事後でも構いませんからご一報下さい。
バナーは下のどちらかをダウンロードの上でお使いください。
4. Twitterによるパブリック・リレーションズについて
2010年6月14日定期更新より、“私営 仙台陸上交通資料館”のパブリック・リレーションズを目的とし、Twitterのアカウント(@pstmPR)からの情報発信を開始しました。
運営方針を明確に定める予定はありませんが、フォロワーの皆様の反応やメール対応の状況を考慮し、今後の活用の方法についてなお模索していきたいと考えています。
フォロー&リムーブ(アンフォロー)はご自由にして頂いて構いません。いわゆる「フォロー返し」は原則行いませんが、前後のツイートの内容などから判断し、こちらからもフォローする場合がありますので、そのときはよろしくお願いいたします。
なお、配信された情報につきましては、一切の責任を持ちませんので悪しからずご了承ください。
5. 転載、転用について
下記の赤枠部の条件に合致する場合を除き、転載や転用を基本的には認めます。その場合、事後でも構いませんので、必ずご連絡下さい。引用として弊サイトの資料を用いる場合は、
出所の明記をお願いいたします。
次の条件に合致する場合は、転載や転用を認めません。
(1) コンテンツの文中にて、ファイルの転用、転載の一切を禁ずる旨が明記されているコンテンツからの転載、転用
→ 詳細はお問い合わせ願います。
(2) 鉄道系ウェブサイトへの鉄道関係のファイルの転載、転用
(3) バス系ウェブサイトへのバス関係のファイルの転載、転用
→ 上記(2)および(3)については、正しい手続きを踏まえて頂ければ、引用に限り認めます。必ずお問い合わせください。
(4) 電子媒体以外への商用を前提とした転載、転用
→ これまでも自治体、交通事業者、マスメディア、出版社など多数の機関に写真等を提供しておりますので、基本的には内容によって認める方針です。必ずご連絡下さい。
上記内容でご不明な点がありましたら、お気軽にお問い合わせください。
6. 免責事項
- このウェブサイトは各公共交通事業者とは無関係で非公式の、個人が運営するウェブサイトです。
- よって、このウェブサイトに掲載された情報を過信した結果のあらゆる損害については、このウェブサイトの管理者は一切の責を負いません。
- このウェブサイトは、運営者および協力者の独自調査によって成立しています。写真や音声、文字情報などにはそれぞれ記録者に著作権が帰属しますので、ご注意願います。
おまけ トップページの変遷
冒頭でも記したとおり、2002年9月25日の開設以降このウェブサイトのトップページはリニューアルを重ねてきました。そのトップページの変遷をここでご紹介したいと思います。
1代目 2002年9月25日開館時〜2002年12月20日更新
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2代目 2003年1月1日更新〜2003年8月4日更新
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3代目 2003年8月7日更新〜2005年3月12日更新
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4代目 2005年4月1日更新〜2011年11月27日更新
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5代目 2012年1月2日更新〜現在
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手前味噌ながら、デザインセンスだけは進歩しました。今となっては、恥ずかしくて最初期のトップページを直視できません。
実はウェブサイトの開設当初は、現在よりも黄味の強い黄緑がサイトのイメージカラーでした。色が変化した理由は極めて単純で、ディスプレイを買い換えたら見ていて野暮ったいデザインに見えてきたから、というだけのこと。この頃を境に、掲載する写真も若干青っぽくなっているはずです。
基本レイアウトは2代目以降でほぼ変わっておりません。この配置が一番管理しやすく、機能的でもあるようです。4代目ではJavaScriptによってカテゴリごとに表示を切り替えられるようにしましたが、あまり好評ではなかったため、5代目で“先祖返り”をしてみました。