全在籍車輛履歴表(凡例)
リスト中の“2”番タイプ(ゴールドキング製)
市バスでは一頃はこれが主流であったものの、最近は老朽置き換えに伴い、このボタンを押す時の独特の触感を味わう機会がめっきり減りました。
左画像 : [東]宮城22か55-25 | |
リスト中の“3”番タイプ(ゴールドキング製)
現在はこれが主流になりました。91年度から本格的に採用された下部固定・上部引き違いの逆T字窓仕様の車輛以降、99年度に導入された“るーぷる仙台”まで採用され続けました(一部例外あり)。
左画像 : [白]宮城200か00-77(撮影当時川内) | |
リスト中の“4”番タイプ(ゴールドキング製)
00年度以降採用されているタイプです。割と全国的に見ても当たり前に見られるタイプになりました。
左画像 : [長]宮城200か05-72 |
┏ | ┳ | 川内営業所 |
┃ | ┗ | 白沢出張所 |
┣ | ━ | 実沢営業所 |
┣ | ┳ | 東仙台営業所 |
┃ | ┗ | 七北田出張所 |
┣ | ┳ | 霞の目営業所 |
┃ | ┗ | 岡田出張所 |
┗ | ━ | 長町営業所 |
┏ | ┳ | 川内営業所 | |
┃ | ┗ | 白沢出張所 | |
┣ | ━ | 北仙台営業所 | 実沢へ移転 |
┣ | ┳ | 七北田営業所 | 現在、出張所 |
┃ | ┣ | 泉パークタウン出張所 | 現在廃止(宮城交通泉営業所に転用) |
┃ | ┗ | 根白石出張所 | 現在廃止 |
┣ | ┳ | 東仙台営業所 | |
┃ | ┗ | 塩釜出張所 | 現在廃止 |
┣ | ━ | 霞の目営業所 | |
┣ | ━ | 長町営業所 | |
┗ | ┳ | 南仙台営業所 | 現在廃止 |
┗ | 閖上出張所 | 現在廃止 |
仙台市営バスでは割と車輛の転属も盛んですが、メーカーを揃える傾向がかなり強く、少数派は極力作らないようにしているみたいです。例えば、今は無き南仙台営業所や閖上出張所が廃止になった際には、主に日野車が在籍していた営業所・出張所だった事から、日野車を配置している七北田、霞の目、岡田所で大きな動きが見られました。
この方針は00年度以降の変則的な導入制度になってからも継承されており、東仙台営業所に半年と在籍せずに霞の目へ転属した宮城200か04-19はその好例と言えましょう。
一方で、主な導入メーカーを突然変更した例もあり、例えば七北田出張所(当時は営業所でした...)は、以前は三菱中心でしたが、今ではほぼ100%、01年度以前の車輛に関しては全てが日野車で統一されています。以前、このコンテンツのトップを飾っていた写真のように、今はブルーリボンばかりが並べられた壮観な景色が展開されています。
そういった、導入方針の変遷なども、一覧表になった事により、掴み取る事ができるかと思います。意外な新造配置先や、出戻りばかり繰り返している車輛、そんな車輛も数多く収録された履歴表をじっくりと御覧下さい。
川内(営) | 白沢(出) | 実沢(営) | 東仙台(営) | |
七北田(出) | 霞の目(営) | 岡田(出) | 長町(営) |
仙台の市バスを見てみると、他にも前面と後面に貼付された動物ステッカーが目立ちます。これは、車輛の所属営業所・出張所を示す目的で行われており、仙台市役所を中心とした方位に合わせた、十二支の動物を使用しています。そのため、霞の目営業所・岡田出張所の“龍”のような、実在しない動物も描かれています。
川内(営) 白沢(出) |
実沢(営) 北仙台(営) 泉P.T.(出) 根白石(出) |
東仙台(営) 七北田(出) 塩釜(出) |
霞の目(営) 岡田(出) |
長町(営) 南仙台(出) 閖上(出) |
小鹿(おしか)営業所 | |
唐瀬(からせ)営業所 | |
鳥坂(とりさか)営業所 | |
丸子(まりこ)営業所 |
--- おまけ ---
ステッカーというと、こんなモノも市バスにはありました。
[白]宮城200か04-16側扉のものを撮影・加工
クリックして頂けると、この画像だけ640pixels×640pixelsの大画像になります。
意外と知られていませんが、木はケヤキをイメージし、水色のSの字は“Sendai”と広瀬川を関連付けさせたものだそうです。個人的には“Idling Stop”の意味合いもあるのではないかと疑っていたりしますが...。
キャラクターというと、忘れてはならないのがこの“ゾウ”。最近は貼られている車輛が減少傾向です。
[七]宮城22か55-31後面方向幕装置に貼付のものを撮影
エアサス車である証ですので、エアサス車が当たり前となった今は新車に貼る必要が無いというものなのでしょうか。
エアサス車から黄帯が消えた96年度以降の新造車では、このステッカーが省かれていますが、黄帯が徐々に消えているのと同じく、このステッカーも徐々に数を減らしています。
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